疾走、敗走、遁走召し上がれ

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退屈で億劫なドアの軋み

モノクロームに踊る忌々しいオーゲルの音

それもさして気にならない私は又　

同じ様に違う顔で挨拶するのです　「疲れた」と

嗚呼賢い人間ばかり

ラム酒の濃い口付けに酔う

バーカウンターのマスターも美青年みたい

スツールの窪みと私の又

多めに置いたチップに喜んで頂戴　「御苦労様」と

嗚呼醜い隙間ばかり

心地の良い雨降りの週末に　月曜日期待した

「日常的な御話と冷めた紅茶が御座います」

夢の中見た進歩の無い私は

恐竜みたいな化石なので

誰かに見つかるまでは岩の中でそっと

それすら気に留めず　明日の天気用法を御覧になります

Category(言霊とも言えない駄詩)Trackback()Comment(0)