狂言等

脳髄に打ち込まれた御前のチップが罅割れて

少し煩わしかったから手で引っこ抜こうとして

ちょっとの支障は構わないと言って

御前の指と俺の指が分からなくなるほど深く深く深くふか　く



翌日目覚めたら波の音がけたたましくて

要らない要らない要らないって叫んだらいとも容易く壊れた



会いたい

あいたい

愛　た

愛　ｔ



便利な世界にしたい　全部

なんか勢いに任せて書いた意味不明な会話/モノローグ文

分かり難い上に本当に訳分からない

というより、俺の趣味入ってるだけな京庵

うん



読まないで。（笑

















「おい、八神」





波の音が五月蝿い





庵、聞こえてるか？

其処に居るんだろ、何時もそうだったよな





「目ェ瞑ってるのに、煩ぇんだよ。如何したんだろうな。」



御前が　居るなら　俺は？



「もう知らねぇよ、　【宿命】だとか　【因縁】だとか。」







疲れた

疲れた

御前の事しか浮かばない

助けて

途切れ途切れに聞こえる自分の鼓動を消したい









『...貴様はそれで良いのか』







ほらな　見てたんだろ？

笑っちまえよ、馬鹿が







「ハッ、今更かよ。　くだらねぇな」

『貴様こそだ。　黙れ』

「悪ぃ悪ぃ、御前は何時もそうだったな」





頬に当たる潮風が煩わしい





「で、御前の今したい事って何だよ」

『貴様は何時から分かりきった事を聞くようになった』

「良いから応えろよ」

『望みなら俺は貴様を殺す事しか無い』

「ハッ、大した自信だよな」

『不満か？』

「さぁな」



庵



いおり

いおり



い　おり





波が五月蝿ぇんだよ

もっと大きい声で話せよ





なんで何時も御前は





「なぁ」

『何だ』

「嘘、付いてるか？」

『...分からん』

「馬鹿言えよ、御前」

『.....』

「望みなんてもう知らねぇ、こりごりだ」





狂ってるのはこっちじゃねぇ

御前だよ、八神　庵

庵

庵

いおり





本当に　それだけなのか？





「なぁ」

『何だ』

「御前のしたい事、叶わなかったら如何する？」

『知らん』

「嘘だな」

『フン』







『知りたいか？』







知りてぇよ



そっち行ったら教えてくれるか？　何時か











『死にたいか　京』











波が引いて、満ちて

潮水が滲んで、目が痛くて

滲んだ視界に見えるのは御前だけだよ、いおり







もう良い



そっち行くから

待ってろ







「逃げるのか？八神」

『聞きたいんだろう？』

「そうだな」

『なら、来い』







『　　　　　　　　京』







ほら　笑えよ

どうせ出来ないとでも思ってるだろ？



俺の足でも引き千切るんだろ？





会いに行くよ

会いに行くよ

あいに　いくよ











「望み通りにしてやるぜ、八神」

『それこそ御前の【望み】、か？』

「ハッ」









「聞きてぇか？」

昨夜見た夢に懐かしい海辺が出てきて

投げ捨てた鉢巻に滲んだ深紅に御前の影が笑った気がした











なみが　なみが　ひいてく