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嗚呼蒼に染まったと鮮やかに触れた花畑の中



赤と青と銀が混ざり合う天国の様な楽園で



抱き合った二つの影に祝福の灰を撒き散らそう 唯



無くなると感じた頃には私達も同じ運命を辿り



この白い風が背を押す時は川の水も干からび乾いた喉が音を立てる



ヴィオラの声が全てと共鳴するその一刻に賭けて



嗚呼なんと美しい光景



私は後悔などしないが為に土に埋めた自分の記憶を馳せる
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鼻血噴かしてるバイポーラーなイカした野郎

長い手足と綺麗なラインに

ちょっとときめいても良いさ 普通の事をしようよ

生きてる間に唾液でも涙でも啜っては這い蹲っては進んで

ギター片手にベース片手にイカした音楽作って

自分しか出来ないから格好良いんだよ

グラフィティみたいに鮮やかで汚い そんなんが良い
伏せ目がきれいな伯爵様が



今日もひとりで御はなしを致します



彼の目の色に染まった薔薇たちが



日暮れの方向に愛らしい御かおを向けています



心を馳せた塔の窓から



伯爵様は悲しいひとみをなさいます



町の明かりが消えるころ



彼は遠くへわずかに口を歪めます



嗚呼伏せ目がきれいな伯爵様は



嗚呼今日も何かを探し物
プラトニックに唯唯好きだとか

そんなん奇麗事だ、とか 寂しいから言ってみた

夢見てる内に本物が色褪せてたり

そんなん嘘臭い、とか 悔しいから言ってみた



噛み付くたびに少しずつ負けを感じてる

それでも甘えて甘えて 自分は結局強くはなれないさ



貴方は綺麗で極端だから

豪胆で何よりも唯弱いのが嫌いで

慰めでも良いと思いながらも微笑むその仕草に揺れる



決心が、揺れる
ねぇナンシー

体内に巣くったその悲劇を取り出して

僕の事 もう一度好きって

子供みたいに 歪んだ

脈拍のない ホラ 好きだったギターの音



ベースが 低音で

君の事も 歌ってる

ねぇナンシー 12時になったら君の中から僕が生まれる?

口を大きく開けた悪魔みたい



僕は汚れた犬さ



ねぇナンシー

穴から出る生命の証は何色で僕を染めるの?

舌を這わせて ああ

僕の味だ 僕の匂いだ

鳴き声みたい ホラ 好きだったギターの音



ナンシー

ナンシー

子供みたいに好きだった 子供みたいに

半身を引き裂いて なら 僕も千切ってよ

指も手も役立たずな喉笛も

恋に恋焦がれて焦がれた自分に恋して君が焦がれて



僕は汚れた犬だから



バスルームに響く心拍数は

僕のじゃ なく て

暖かい 胎内

僕が 一時 居 て



ヴィシャス

凶悪で貪欲な 「ヴィシャス」





僕は汚れた犬だね
夢にまで出るほど辛かった、なんて

中々 甘えたがってる餓鬼の台詞に似てると雨が踊った

濡れた頬を隠そうとする余力さえ無いから 御前に頼るよ

(紛れも無い不本意)



「心に誓った」 今になれば笑い話

昔の面影の欠片も無い自分の寝起き顔を見て挨拶をした

眠たい目を擦り過ぎて痛いなんて言うから 御前に頼るよ

(甘い甘い自虐心)



自嘲したのはずっと前の初日の出

似ても似つかない御前の煙みたいな横顔と其の仕草の所為で撤退した



(戦意喪失)

許した訳じゃないと信じたかったけどもう 昔には戻ら ない
関係無ければ笑ってみるその唇が

今の自分みたいに少し丸くて柔らかい 孤を描いた
一人で過ごした誕生日

蝋燭に火を付けて笑うケーキに向かって必死に願いを込めたけど

腕の千切れたウサギさんはもう喋らないよ 僕が悪かったのかな

もし全部神様が見てると言うなら

電気は消したまま賛美歌を歌うよ

ハッピーバースデー ツー ミー って



踏み躙ったクレヨンの先に

さっき描いた未来の肖像画 過去の残像は消しゴムでさよならして

色褪せたノートに書いた感情はもう湧かないよ 僕が馬鹿だったのかな

もし全部神様の所為だと言うなら

僕は白い部屋に赤くペンキを塗るよ

ハッピーバースデー ツー ミー って



生まれた日を祝福する天使は

自由に落ちたり上ったりする光の塊だけで

節電ばかりする僕には舞い降りては来ないと確信する時なんて

来なくても全く良いと思うんだけど

来年もきっと 蝋燭だけを頼りに祝うよ

誕生日おめでとう、って




喧しいほど鳴いてきた野犬が今更家出をしたところで

「きっと戻ってくるさ」

はぐらかせば済む 自分も昔はそうだった
狭い視界の中に入ってると俺は

真っ直ぐな物差しで其の視線を遠く寄せ合う海まで辿った

(言葉なんて要らない 唯御前の眼光で)



解けない暗号の様なアドバイスで

俺の混雑した脳を整理しようと勤める御前が響く口笛の音

(砂に描いた顔など 過去の残像に過ぎなく)



何時の日か泣いて言った「悔しい」が耳鳴りで返ってくる

乱れた御前の前髪の所為で行く先が隠れたと

其の見詰める先に「俺」が在る筈なのに



(一言 「御免」 って言いたかっただけ)
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(C)疾走、敗走、遁走 ブログ管理者 裂喜
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