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好きなものは有り余るほど在るけど

例えば

君の口数が「少し」多かったりとか

握った手がいつもより「少し」暖かかったとか

急いだ歩調を「ちょっと」合わせてくれるとか

それだけで嬉しくなるのはきっと 単純というよりあたしの「些細な」美徳
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権利が原泉に基いた

難しい言葉で論理付ける哂い方と鳴き方と間違った言葉の解釈方





そんな簡単な事じゃなくて

頭の奥底に溜めてた「隠れんぼ」とか「鬼ごっこ」とかを思い出して

君が何時も怯えた瞳で隅で頭を抱えてた写真を脳内に見つけた

蒼い、蒼い、聡明な顔

其れを歪ませたのは大人のエゴ?

子供の言う事なんて聞いてない社会になったね、って 甘えてみるの



偉いとか偉大とか

君を縛る言葉の縄が肌に食い込む度に悲鳴を上げるのかな

醜くて卑劣な義父と継母が何を言ってるかなんて耳に栓をして閉じ込めて?



今は 大人達の欲の海で酸欠になって泣いてるばかりなの



子供ながらに教えられた哀れな御遊戯しか知らないけど

影踏みばかりしてた過去を打ち消すように全部沈めて

埃が溜まった部屋の角を笑いながら掃除出来る日が きっと来るんじゃない?



写真立てに収まった過去が必ずしも「現実」ってラベルを貼られてる訳じゃないし、ね




雪がはらはらと降ってきました

硝子細工みたいで、 身を切れるほど冷たくて綺麗で、

場に不釣合いな私は唯々感嘆を漏らすだけで御座います

空が泣く様に貴方も何時かは私に身を任せるので御座いましょうか



嗚呼私には不純な心を清められないゆえに貴方が転べば引き裂かれ

静けさに埋もれたこの痕跡を雪に溶かして又割ります

鉄製の匂いと独特な味で私を突き動かす衝動を煽り

涙で塗れた其の亡霊みたいな哀愁で私を狂わそうと努力するのは誰でしょうか



草の様にそよいで

苔の様に笑う 私は否応なく雪を見詰めるだけなのです



硝子の様に繊細で厳しい冬

夜風に触れる涙の後に其処汚れなく私は貴方の最果てを望むので御座います




何も残せないと微笑む君が唯一望むのは白骨の思い出で

其れすら灰になって消えるまで僕は無くなった半身の君を思い浮かべるよ

一握りの思いに耽って

貴方の蠢く影を見つけながら 拾う

僕の思い出の欠片が砂になる日にもう 胸の痛みは治まってるのかな



壊れ物

壊れ物

頑丈に作られた本体を裏に隠れる脆くて弱い心



修復の可能性

限られた欠落



其れは?



壊れ物を扱うかのように震えた心を縫い上げれば

頑丈だった本体もバラバラに崩れ散ってしまうから



創造主も

破壊者も

異口同音

解読不能な一言で僕も君も奈落に落ちる







壊れ物?







(どっちの事かな)
光る星に誓った黄金の夢達



千切れた赤い糸を繋ぐ為に伸ばした君への道は遠く遠く



油性ペンで描いた「×」と「罰」を定める小さな道標を何処に隠したの?
押し潰される矛盾と権力の競り合い

自分の命を天秤で量れば

値打ちが上がるのも下がるのも良く分かる 「虚しいね」



隠れば逃げられるとでも?

そう笑う身内の瞳に移る自分の顔は 「怯えてる?」



心の針を胸から抜けば

溜まってた「   」と「  」が一気に溢れ出るのか、な







笑窪が最近妙に目立つ 疲れてるのかも知れない
「怖くなんて無い」と言ったのは昨日の午前零時

手足が震えて使い物にならない内に

地面から御前の視線を感じて蹲って泣いた



「怖くなんて無い」



「怖くなんて無い」





呪文の様に朝が開けるまで唱えたと気付いた頃は血が出るほど深く爪を噛んでいて



「怖くなんて無い」



「怖くなんて無い」





(自分の影に向かって) 【自己暗示】





滴る涙に気付いたのか 鴉が泣く様に啼いた

(もう 遅いとは気付いているけど)





「怖くなんて無い」





「こわくなんてない」

(もう 聞こえないとは知っているけど)
夕日が嫌いだと言った

背中越しに感じる視線から発せられた刺々しくも微力な声



「手を繋ぎたい」



幼い心に罅を入れた自分の行為に

後悔と言えども重苦しい荷物を背負ってるようで

雪が降る12月の空に映えた雲を消すように

口笛をして目を閉じた 夕暮れの前



「手を繋ぎたい」
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(C)疾走、敗走、遁走 ブログ管理者 裂喜
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