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デジタル時計の音に呼び覚まされて23.png

僕は又 ぼんやり外を見た

空が虹みたいに晴れる頃

花を添え 僕等はきっと綺麗で 綺麗で 綺麗で



暖かいコンクリートの中に蹲って

僕は又 そっと爪を噛んだ

神様が人間みたいに泣く頃

屋上で少し 僕等と似て綺麗で 綺麗で 綺麗で



紫陽花と蝸牛と雨上がりの傘に穴を開けて

小さい万華鏡から乾いた色に柔らかい心を与えたい

頬杖をした君の声はきっと無駄にならないから

もう一回水溜りに僕の詩を乗せて 綺麗に 綺麗に

沈む度に溢れる光の欠片は何時か雲になって空へ浮かんで 歌になる 



歌になる




唄に なる
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飛行機雲から線をなぞる



遠く見上げる頂上と

静かに佇む崖の底 先客の居ないブランコが虚しく空を切る

其処に居た哀しげな少女を忘れる為小さく音を立てるかの様に

一度問いかけた心の意味を吸い上げ

其れを吐き出す度に少女は少し笑った

「私と貴方と 何が違うのかな」



遠く見上げる頂上と

静かに佇む崖の底 外灯も消えた路地裏が想像を促す

一筋の煙草の煙に照らされた一人の青年を嘲笑うかの様に

一度問いかけた命の意味を取り上げ

其れを返せる前に青年は鼻で笑った

「嘘になる前に 消しちまえよ」



空の色が緋色に変わる時

ベランダの角から見た 白く映える飛行機雲



「幸福は」



ブランコの音が軋む

路地裏の炎が淡く 揺らぐ



そして

少女は又 笑う







「私と貴方と 何が違うのかな」
10.png頭痛がする

痛い



思い出す様に星が降った



何が



此処に?



そんなの分からないよ

声が小さすぎて聞き取れない



今?

其処?



如何したんだろう 

耳鳴りばかり



時間?

永遠?



全部アブストラクトだね







笑い声







君なら教えてくれたかな
嗚呼

甘い、 甘い、 目眩

嗚呼

甘い、 甘い、 嘔吐



何回も 何回も

何回も



抱えた貴方の心臓は自分の其れより重いから

鵜呑みにした約束でさえ 天秤で量れません



『真実はインプットされていません』



忘れたいと泣き叫んだのは造られた其の日の事だけで

歩き回る心に唯残されたのは肉体と前世の感情

託された永遠の手枷と足枷に

何時までも足掻いて 貴方の面影など知らないと告げます



嗚呼

甘い、 甘い、 沈黙
生きて尚死す

足音をそっと聞こうと耳を地面に傾けて

地鳴りと蛙の声だけ ケロ ケロ ケロ

歌う飛行機雲 辿って

手を振った 手を振った 手を振った



送ろうと思った言の葉が

秋と一緒に散って地を赤く黄色に染めて

高い空に気付かない君が ポロ ポロ ポロ

回る太陽の光 追って

背を向けた 背を向けた 背を向けた



水が洩れた

肺に広がった

呼吸が重くて

足跡を消した 君の傷跡



又来年25_thinking_of_you.jpg

綺麗に桜が満開になる季節に

近くの小川に思いを乗せるよ サラサラ サラサラ




「死ぬ」って言葉を皆毎日何回活用してるんでしょうか









寂しい世間だね


御前を突き放しても幾らでも割り切れる

其の大きな揺らぐ瞳で見られて目を逸らすのも 全部



心が無いと思われ続けて来たから 此処まで自分を愛せた





「御腹、空いてる?」



随分と昔の話だけど

幼い子供心に傷なんて付かれたって

些細な話? でも本当なんだ



「御飯、食べようか」



俺は強いよ、 なんて

自分が死にそうになっても守り通すべきだった?



責められるべきは自分のプライドか、

助けようとした自分の非力さか、

どっちにしろ あの時の俺はどれ位、いや

どれ程弱かった?





「偉かったよ」





泣きべそをかいてた頃の俺に期待してたのは、 
俺だけだった?





Sometimes I wonder if I'll ever get back again

because it's so cold, the snow and rain

and I think to myself, is there really an umbrella big enough

to hold back the torrents and torrents of beating chill?



The path is long and golden, like a gilded cage,

can canaries sing above the roar of my machines?

And, if the gears turn one way from another,

will I be able to rewind the steps that my footprints long neglected?

Make it feel right, and maybe it'll be rightly so



Sometimes I wonder if I'll ever return home again

and if I do, can I tell if my heart is still the same as when I started?




通り雨に濡れた小さな手袋

虹が掛かるまで耳を傾ける雨音

蛙の歌が陽気

水溜りは多彩に煌く



シャボン玉が浮いては弾け

私の心も浮いては弾け



スキップをしたら足跡がもう少し離れて出来て

きっと

今夜は晴天 私の雨を消す様に星が出る





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(C)疾走、敗走、遁走 ブログ管理者 裂喜
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