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脳髄に打ち込まれた御前のチップが罅割れて

少し煩わしかったから手で引っこ抜こうとして

ちょっとの支障は構わないと言って

御前の指と俺の指が分からなくなるほど深く深く深くふか く



翌日目覚めたら波の音がけたたましくて

要らない要らない要らないって叫んだらいとも容易く壊れた



会いたい

あいたい

愛 た

愛 t



便利な世界にしたい 全部




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線香代わりの煙草の火と古びれたライターをポケットに

背合わせした時の身長は今でも変わらなくて

僅かに高い背丈を 爪先立ちで丁度合わせた



『月を見る度思い出せ』



最悪のキャッチだと思ったのが今になっては現実になってきて








絡む煙草の煙火と照らされた横顔を横目に

向き合った時の視線は何時もと変わらなく

僅かに低い目線を 前屈みで丁度補った



『其れが御前の生き甲斐か』



煩わしい遠吠えだと思ってたのが今になっては否めない現実になって






いっそのこと





                  アイセル     イツモ

殺すのなら 早くしてくれよ





明日を繕いに来るのは 昨日見た機織

心の隙間を縫いに来る 心の裁縫

あたしの胸に針を鋭く差し込み

小さく悲鳴を上げても止めないで



別に 痛い訳じゃない... から
12.png
spilledblood-res-03.png
あの時見た 白髪と

僕の心 痛んだ夜明け

蛍飛び散る 夏の夜と

僕の影 滲んだ夕日



僕らが

僕らが

吐き出した 冷たい爪痕と

僕らが

僕らが

投げ捨てた 写真立ての跡と



濡れた髪の毛を祓う様に風が吹く

首筋 残す様に雨が泣き叫ぶ

それが

それが

神様の思し召し

それが

それが

僕の窪んだ心臓



全部 全部

雷が 落ちて

全部 全部

無 く な る か ら 笑った

笑った

 笑った

  

   笑った

    



         笑った


頭が冴える様な乾いた空に翳した

自分の悲劇の重さと砂の重さを天秤に掛けて

沈んだ重りと 浮かぶ鉛と

損な事だって分かってるけど 又開花した



何かを執拗に引き摺った痕

窪んだ地面と減り込んだ壁の穴から君の姿が見える

嗚呼 でも 自分は

安易な夢だってちゃんと書き留めた



そうしたら

色が飛び散って 灰になって広がって

この下げた目線をずっとずっと彼方に向けて

其れが無くなってしまうまで きっと

此れが消えてしまうまで きっと

又感情の無い言葉を 綴ってしまう

君と僕と砂になるまで 蹲ってしまう



別に 明日を 待ってる 訳 じゃ 無い け ど

06.png拝啓 御元気ですか

取り分け変わった事も御座いません

外は急に寒くなり 少し僕の手を麻痺させます

鮮やかに散る落ち葉でさえ

僕の目には痛過ぎて

ちょっと悪かったって 後悔してます



御免なさい 聞こえますか?

其処に何か在りますか?

落ちる事

背く事

全部 難しそうで



軽やかに笑う君の事も

耳が痛くなるほど鋭い音で

少し目が痒いって 瞼を閉じます



御免なさい 聞こえますか?

其処は此処より綺麗ですか?

走る事

歩く事

全部 意地が悪そうで



全部 僕には出来なくて



悴むぐらい寒いから 彼方が編んだ手袋が恋しいです




覚えてる?なんて卑怯な事は言いたくないけど

あの日の春の吐息

彼方が綺麗だと言った夕日が溶ける時 私の中に染み込んだから

多分私は忘れる事なんて出来ないでしょう 春の香りも 彼方の目線も



苦しかった?なんて酷い言い様だと思うけど

一瞬が伸びた時

私が最初に彼方と会った秋の日に 穏やかな風がすり抜けたから

多分私は安らかに彼方を思えるでしょう 目を瞑っても 声を枯らしても







又 会えると良いね



pinstripe_uruha.jpg




夕べ彼方と見た夢は 私が頑張って実現させたいけど

其れを守り通せる勇気が無い私には 如何も遠すぎる事みたいです




夕暮れ

私は彼方が好きと言ったあの日がとても懐かしいのに何故泣いてるの?


四季は止め処なく循環し

木の葉も散っては又息を吹き返し

この地に来た頃は花が白く咲き

去る日は真っ赤に花が乱れる

別れは幾度となく訪れ

出会いは千度に一や二

当たり前の歳月を経て

其れに鈍感になる小鳥の囀り

春夏秋冬を描く音曲も

この耳の前では色褪せて

何時もと言う言葉に縛られつつ

永遠という言葉に恋焦がれ

枕元に何時も見慣れた簪を共に

当たり前だった御前が居ないと嘆く
On that day the white-washed walls cry

and all the heavens before hell called up its alarm

And farewell, it bade, for forgiveness comes easy with despair

since all the others fell unto the clear ringing cry of the trumpets



Oh no, my fleeting spring,

this is not a plea for mercy,

nor is this a begging for happiness for all eternity to come

rather,

I relish the idea of my passing with pride, knowing

all my forefathers, and my forefathers before me, have unto the same

and same

and same

with loving pity they call for me through the eternal wake



and some other dawn, before the end of all nights,

I'll send for you, the pale summer noon,

by the clear singing of the bells, that have unto the same,

the same,

the same, as I.
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(C)疾走、敗走、遁走 ブログ管理者 裂喜
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